豊橋署が警察用船舶「いらこ」救助訓練

2017/08/01 00:00(公開)
警察用船舶いらこから非常投浮を投げる署員=豊橋市明海町の三河港内で
 海のレジャーシーズンに合わせ、豊橋署は31日、豊橋市明海町の三河港船渡ふ頭1号岸壁付近で海難救助訓練を実施した。署員3人が、警察用船舶「いらこ」(10㌧)に乗り、風や潮の流れがある海で救命用具の投てきフォームの確認や効果検証をした。
 いらこは、三河湾内で不審船や悪質な運転をするジェットスキーの取り締まりなどを行う海のパトカー。
 訓練は、マリンレジャーが盛んな湾内や表浜海岸で、離岸流に流されたサーファーやレジャーボートからの落水などシーズン中の事故に備える目的で行われた。
 署員は、通常使う救命浮環だけでなく、県警機動隊が装備する最大100㍍まで浮き輪が飛ばせる救命索や船内にある衝撃を吸収するボールをロープに結ぶ非常投浮などを落水者に見立てたオレンジ色のブイに向け投げ、風の抵抗の受け方や投げやすさなどを確かめた。
 同署地域課のいらこ船長冨岡久人さん(53)は「操舵室から見ていると、ブイと船首の位置から投げる方向にズレが生じた。意思疎通を図り、投げる方向を調整していきたい」と話した。
(飯塚雪)
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