石原副知事が田原の福井さん敬老訪問

2017/09/07 00:00(公開)
名古屋扇子を持つ福井さん(前列中)と石原副知事(右隣)=田原市内で
 「敬老の日」を前に、県の石原君雄副知事が6日、田原市西神戸町に住み、数えで今年100歳を迎える福井澄藏さん(大正7年生まれ)の自宅を訪れ、長寿を祝う記念品などを贈った。 
 県が毎年実施する敬老行事の一環で、知事と副知事らが数えで100歳を迎える県内の高齢者を訪問。東三河地域では同市が訪問先となり、福井さんが代表に選ばれた。
 戦争体験者で元軍人の福井さん。中国では数々の作戦に臨んだ。終戦後は農業で暮らし、今は息子夫婦と孫との4人暮らし。食事は同居する家族と一緒の献立を食べる。毎朝卵かけご飯を食べるのが習慣で、おはぎなどの甘いものも好物という。相撲観戦が日課で、犬のエサやり当番もしている。
 石原副知事は、記念品として鶴松とカキツバタの描かれた伝統工芸品・名古屋扇子と花束を手渡し、「本当におめでとうございます」「ハンサムですね」などと福井さんと歓談した。
 福井さんは“100歳”について「ここまで生きてくるのはなかなかえらかった。いろいろお世話になりました。健康に気をつけていきたい」などと感慨深く語り、「なんでも食べること。できることを何でもやること」と、好き嫌いがないことが健康の秘けつだと明かした。
 市によると、今年、数えで100歳を迎える人は市内に30人という。
(千葉敬也)
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