豊橋JCが東三河ブランド創造へ住民意識調査

2017/09/13 00:01(公開)
チラシを手にアンケートへの協力などを呼び掛ける西島理事長㊥ら=豊橋商工会議所で
 東三河の未来を切り開く手掛かりにしようと、まちづくり活動に取り組む豊橋青年会議所(西島豊理事長)が、東三河8市町村の住民意識を探るアンケートを実施している。東三河を売り出すためのブランドイメージなどを質問。豊橋市で10月28日、結果を発表するとともに、講演、パネルディスカッションで地域ブランドを考える。
 8市町村による東三河広域連合や、東三河県庁、東三河広域経済連合会などが発足し、東三河一体となった取り組みが進む。地域の知名度を向上させ、活性化につながる地域のブランド化もその一つ。
 こうした中、同会議所は「真の地域ブランドを構築するには、東三河に対する住民と行政の意識の差を把握することが重要」とし、住民が何を思い、何を必要としているかを明らかにさせ、取りまとめるため、東三河全域の住民を対象にしたアンケートに乗り出した。
 アンケートでは、東三河のブランドイメージをつくることに対する賛否や、何を売り出していくかなどを質問。また、同会議所が活性化として考える「スポーツのまち東三河」に関しても聞いている。選択方式で11問。メンバーが各地に出向いて調査しているほか、回答は今月下旬までウェブでも受け付けている。
 結果の信頼度を高めるため、約6600人の回答を目標にする。
 回収後、分析し、10月28日に開発ビル10階(豊橋市駅前大通2)で行う「Nextage東三河!-東三河ブランドの創造と価値!まちを変える新たな視点」で結果を発表する。同会議所の提言、考えも織り込む予定だ。
 この後、基調講演や、大学生を含め、まちづくりに関わる6人によるパネルディスカッションで東三河のブランド化を考える。午後1時半開会。
 同青年会議所は「住民と行政の価値観の違いを把握し、意識の差を小さくすることで東三河ブランドの土台をつくり、発信しやすい環境を整えたい」と話し、アンケートへの協力を呼び掛けている。
 ウェブは次の通り。
https://questant.jp/q/6N43JA27
(中村晋也)
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