工作や昔ながらの遊びに夢中

2017/09/19 00:00(公開)
子ども、大人も同じ目線で遊ぶ「asobi基地」=商家「駒屋」で
豊橋で子ども大人も平等「asobi基地」

 子ども、大人も平等に遊ぶ「asobi基地」が17日、豊橋市二川町の商家「駒屋」であり、子ども、父母らが一緒になって工作や昔ながらの遊びに夢中だった。
 asobi基地は東京の保育士・小笠原舞さんが立ち上げ、大人が目線を低くすることで子どもを理解し、子育てをもっと楽しめる社会をつくっていくなどの考えで取り組む。
 この日は、同市の高校生ボランティア・ハート・ネットワークのOB、OGでつくる「Re?ボラネット」と、asobi基地@あいちが開催し、乳幼児から8歳ぐらいまでの子どもと父母ら34人が集まった。
 遊びにはルールがあり、子ども、大人も平等のほか、「ダメ」など否定する言葉は言い換える▽子どもと同じ目線で世界を見る-など。
 この約束を守りながら、親子、子ども同士で新聞紙や紙コップ、折り紙などを材料に自由にものを作ったり、地面に落書きしたり。伝承遊びの時間も設けられ、こま回し、けん玉などでも遊んだ。にぎやか雰囲気の中でもすやすやと寝る子もいた。
 終わりの会では、父母たちが「人見知りで最初は緊張していたようですが、慣れてくると一生懸命に作っていました」「目がキラキラしていました」とわが子について感想。自身に関しは「子どもの新たな一面を発見でき、同じ目線で一緒に楽しめました」などの声が出ていた。
 asobi基地@愛知チーム代表の保育士・髙木茂男さんは「大人が目線を低くすることで子どもの遊びの許容範囲を広げ、自由に遊べる。大人は子育てに対し気づくことがあります」と話した。
(中村晋也)
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