豊橋の紅久商店 五輪メダルプロジェクトに協力

2017/10/03 00:00(公開)
プロジェクトをPRする三浦専務㊨と非鉄プラリサイクル事業部の福井信明課長=紅久商店本社で
 自宅で眠っている携帯電話やパソコンを東京五輪・パラリンピックのメダルの材料に役立てませんか―。東京2020組織委員会、環境省などが中心となり行っている「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」で、三遠南信地域で唯一、金属リサイクル大手の紅久商店(豊橋市神野新田町、三浦圭吾社長)が、回収した小型家電の加工選別作業を行っている。
 同プロジェクトは、家庭や企業に眠っているパソコンや携帯電話などの小型家電に使われている金、銀、銅をリサイクルして、東京五輪で使うメダル約5000個の材料に役立てようというもの。小型家電に使われているレアメタルは「都市鉱山」と呼ばれ、金は6800㌧、銀は6万㌧、銅は3800万㌧が家庭などに眠っているといい、プロジェクトが今年4月にスタートした。
 紅久商店では、持ち込まれた小型家電を細かく破砕し、金属やプラスチックなどと選別。選別した金属を精錬所へ納入し、金、銀、銅などにする。現在、豊橋市、田原市などの自治体も同プロジェクトに協賛しているが、自治体で回収した小型家電も同社が選別を担当する。
 同社の三浦裕司専務は「個人はもちろん、企業の皆さんも使い終えた小型家電がありましたら、オリンピックのメダルの材料に役立ててみませんか」とPRする。
 小型家電は、同社の工場へ直接持ち込むことができる。持ち込み費は無料。問い合わせは同社(0532・32・8888)へ。
(竹下貴信)
持ち込まれた携帯電話やパソコン=同
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