新城鳳来寺小児童が四谷千枚田で田おこし

2017/12/19 00:00(公開)
一斉に石垣からジャンプする児童たち=新城市四谷で
 新城市四谷の棚田「四谷千枚田」で18日、地元の鳳来寺小学校4、5年生が田おこしに取り組んだ。児童21人はクワを手に耕した後には石垣を飛び降りる「田んぼとび」にも挑戦した。
 同校は昨年度に鳳来寺、海老、鳳来西、連谷の4校が統合。千枚田では旧連谷小時代から学校田があり、米作りを行っている。今年も5年生が餅米を栽培して9月に稲刈りをした。
 田おこしは来年度に取り組む4年生に引き継ごうと行われ、児童たちは田んぼを管理する鞍掛山千枚田保存会の小山舜二会長から指導を受けて3枚の田んぼをクワで耕した。
 作業後には階段状に連なっている棚田の石垣を走って降りる「田んぼとび」にも挑戦。最大高低差1・5㍍ある約20枚の田を駆け下りた。
(安藤聡)
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