新城市が外国人モニターツアー

2018/02/13 00:00(公開)
甲冑を試着して記念撮影するツアー参加者ら=新城市設楽原歴史資料館で
 今年秋に市内で世界新城アライアンス会議2018の開催を控える新城市は、県内在住の外国人を招いたモニターツアーを10日から12日まで3日間行った。市内の観光地や資料館などをめぐってもらい、受け入れ態勢などについて意見を募った。
 同市は今年10月に世界にある“新しい城”を意味する都市の住民らが訪れて会議を行うほか、参加者には観光地めぐりを計画。外国人が訪れるため、訪日観光客向けのプログラムにも活用していこうとモニターツアーを企画した。
 10、11の両日には1泊2日で名古屋発着のツアーを行い、県内在住のインドネシア、タイ、台湾の7人が参加して湯谷温泉の旅館で宿泊した。12日にはJR新城駅発着で名古屋大学に留学する学生ら18人が作手、四谷、鳳来と3方面に分かれて観光地めぐりをした。
 共通して設楽原歴史資料館を訪れており、甲冑(ちゅう)試着体験では武士になりきっておおはしゃぎして記念写真を撮影する女性たちも見られた。
 また日帰りツアーでは、学童農園山びこの丘でそば打ち体験をしたインドやエジプト、エクアドル、ロシア出身の参加者が「ピザ生地をのばしているみたい」とその工程を楽しんでいた。
 同市では参加者にアンケートを行っており、「説明が不十分だった」などの意見もあったことから今後の改善点として反映させる。また、昨年12月には市内の宿泊施設や飲食店経営者ら向けに訪日観光客向けの研修会も開催しており、今後の受け入れ態勢づくりに努めている。
(安藤聡)
そば打ちを体験するツアー参加者ら=新城市の学童農園山びこの丘で
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