正確で早くを万全に

2018/02/16 00:00(公開)
訓練後に改善点を出し合う消防隊員ら=蒲郡市消防本部消防署で
蒲郡で大規模地震発生を想定して初動態勢の訓練

 蒲郡市消防本部は15日、大規模地震発生を想定した初動態勢を万全にするための警防指揮本部運用設置運用図上訓練を消防署で行った。災害状況の情報収集や部隊配置、消防団への活動要請など伝達態勢を確認した。
 消防本部と消防隊員での活動を統括する警防指揮本部の設置から運用に関わる動きを確認しようと昨年に引き続いて実施し、市消防署員と消防本部職員の計48人が参加。休日の夜間に海溝型地震、平日日中に直下型地震がそれぞれ発生したとの想定で行った。
 海溝型地震発生想定では、署員は揺れがおさまってからヘルメットをかぶって震度5強や高さ1・5㍍の津波が1時間後に到達予定であることを非番の署員や消防本部職員、消防団員にメールで伝達。また団員に防潮扉の閉鎖、普段は東三河通信司令センター(豊橋市)に通報されているものを署で受信するようにした。消防や救急隊員は声をかけあって必要とされる活動に対応できるよう配備した。また消防車両も車庫から屋外に移動させ出動態勢を整えた。
 訓練後には参加した隊員らで振り返り、「消防団に防潮扉の閉鎖を呼び掛けるには津波到達時刻も伝えたほうが良いのでは」など改善点を出し合った。
(安藤聡)
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