大震災から7年 東北と東三河

2018/03/04 00:00(公開)
菓子すくいのゲームも好評な道路の防災パネル展=プリオⅡで
豊川で道路の防災パネル展

 豊川市諏訪3のプリオⅡ2階で、国交省中部地方整備局名古屋国道事務所による「道路の防災パネル展」が初開催されている。あす5日まで、災害対策、老朽化対策、無電柱化、冬期の安全な通行の4項目で、写真や説明文を記したパネルを展示している。
 東日本大震災の時、内陸部を南北に貫く東北自動車道と国道4号から「くしの歯」のように津波の被害を受けた沿岸部へ伸びた何本もの国道を救命・救援ルートとして確保した「くしの歯作戦」を例に、南海トラフ地震を想定して愛知、静岡、岐阜、三重で準備される「中部版くしの歯作戦」を紹介。各県の緊急輸送道路約7000㌔のうち、優先的に約4000㌔を車が通行できるように啓開する「くしの歯ルート」の第1段階として、東三河では主に東名高速や国道1号、23号、42号が挙げられる。
 この他、災害時の転倒で道路をふさぐ危険性のある電柱を地中化するなどの取り組みや、橋などの老朽化対策の取り組み状況や必要性も解説。パネルを見て全4問のクイズに答えると挑戦できる、重機の玩具を使用した菓子すくいのゲームなどもあり、初日から多くの親子が訪れた。
 展示時間は午前10時から午後5時まで。
(由本裕貴)
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