豊橋市は、認知症患者との共生を図り、患者の求めに寄り添った支援を担う地域ボランティア組織「チームオレンジとよはし」を発足した。市総合福祉センターあいトピアで27日、ボランティアらが参加して初の定例会を開いた。
認知症の患者や家族のニーズを踏まえ、地域のボランティアチームが支援活動を担う。認知症基本法が1月施行され、各地でチームオレンジとして活動を始めている。
豊橋市内では保健師や社会福祉士らの「チームオレンジコーディネーター」と市内3方面の圏域リーダーのもと、27人のボランティアメンバーで発足した。メンバーは認知症サポーター講習を経てステップアップ講座の修了者が登録する。
メンバーは認知症カフェなどで患者と一緒に過ごしたり、散歩などで外出したりする。地域密着で寄り添うことで、患者の悩みなど日常生活のニーズをくみ取る。
5年前に県のオレンジリーダーも務めた河津恵美子さん(70)は「認知症は誰もが発症するといわれ、地域の受け入れ態勢が不可欠」と参加した理由を語った。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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