リオ五輪7人制ラグビー日本代表・彦坂選手講演

2018/06/14 00:01(公開)
日本代表のユニフォームを前に中学時代を振り返る彦坂選手=牟呂中学校で
 2016(平成28)年のリオデジャネイロ五輪7人制ラグビー日本代表で豊橋市出身の彦坂匡克選手(27)=トヨタ自動車ヴェルブリッツ所属=が13日、母校の同市立牟呂中学校で講演し、夢に向け大きな一歩を踏み出した中学時代などを振り返った。 
 彦坂選手は双子の弟・圭克さんと共に、牟呂中から春日丘高校(春日井市)、筑波大学を経て、現在はラグビーのトップリーグ、トヨタ自動車ヴェルブリッツに所属する。
 初めての母校での講演は、「後輩におくるメッセージ」をテーマに教員との対談形式。全校生徒と保護者ら約640人を前に行われた。
 彦坂さんは中3のとき、長時間の通学や多額の交通費などを理由に春日丘高校への進学を悩んだ際、背中を押してくれた両親の言葉を紹介。「やりたいことがあるなら応援すると言ってもらい、“花園”を目指すため、遠くの高校への進学を決めた」と語った。
 また、中学時代のテストは常に10位以内で「時間を決める、親が見ているところで勉強する」などとアドバイス。所属していたサッカー部の練習や初恋についても、ざっくばらんに話した。
 メダルにこそ、あと一歩届かなかったが、4位の好成績を残したリオ五輪。強豪ニュージーランドを倒した試合の映像を上映し、生徒たちに「やりたいことがあればチャレンジしてほしい。全力でやれば結果はついてくる」とエールを送った。  
 生徒を代表し、3年の金田紗也加さん(14)は「彦坂さんのように前を向いてチャレンジしていきたい」と感想を話した。
 講演会は校区の青少年健全育成会が開いた。
(飯塚雪)
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