全国高校駅伝 豊川は男女そろって入賞

2018/12/24 00:01(公開)
応援旗を手に豊川女子のゴールシーンを見守る市民ら=豊川市中央図書館で
 「男子第69回・女子第30回全国高校駅伝競走大会」(日本陸上競技連盟など主催)が23日、京都市西京極陸上競技場を発着点に開かれ、2年ぶりのアベック出場となった豊川は、女子は1時間8分16秒で6位、男子は2時間5分19秒で8位と健闘した。男女そろっての入賞は男子が優勝、女子が準優勝した2012年以来となった。
 2年ぶり11度目出場の豊川女子が10度目の入賞を果たした。1区の古川璃音さん(2年)が1位・長崎商業と32秒差の4位でたすきリレー。2区で順位を下げたが、3区の水谷怜愛さん(2年)が同県のライバル光ケ丘女子を突き放すなどして3位に押し上げた。その後順位を落とすも、最終5区の永井美希さん(1年)が初出場と思えない区間8位の快走を見せ、優勝の神村学園に51秒差に付ける6位でフィニッシュした。
 また男子は、16位でたすきを受けた2区の栁本匡哉さん(2年)が区間2位の走りで一気に順位を5つ上げ、さらに関口雄大さん(3年)が8位に押し上げた。その後も小林亮太さん(1年)の初出場ながら重圧を感じさせない力走などで入賞圏内をキープした。
 市中央図書館では市が一般向けのパブリックビューイングを開催し、市民ら50人が応援旗を手に声援を送った。女子のアンカー永井さんと同じ国府町に住む山口和輝さん(34)は一家4人で訪れ「やっぱり地元の子が出ていると気持ちも違う。応援しがいがありますね」と話した。学校でも生徒らが画面越しに応援し、女子の予想外の展開に大盛り上がり。学校が「混乱する恐れがある」と一部報道陣の取材に難色を示すほどだった。
 大会は、女子は終盤で仙台育英を逆転した神村学園(鹿児島)が1時間7分25秒で初優勝。男子は倉敷(岡山)が世羅(広島)とのデッドヒートを制し、2時間2分09秒で2年ぶりの栄冠をつかんだ。
(由本裕貴)
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