豊川工業高で研究発表会

2019/02/17 00:00(公開)
ステージで研究発表に臨む豊川工高の生徒ら=豊川市文化会館で
ステージで研究発表に臨む豊川工高の生徒ら=豊川市文化会館で
 県立豊川工業高校(佐藤泰嗣校長)は、市文化会館で「第10回研究発表大会」を開催した。全校生徒や父母、企業関係者らを前に、3年生の代表6班が取り組んできた課題製作や研究の成果を発表した。
 機械科1組は「考えるものづくり」、同2組は「堀川エコロボット」、電子機械科1組は「全方向移動車の制御」、同2組は「コマの製作」、電気科1組は「電光時計&豊川のイケさん」、情報システム科1組は「スマートスピーカー(AI)スピーカー」の各テーマで発表。画像や動画、作品の実演などで、課題に取り組んだ動機や製作過程、問題点や反省点を報告した。
 機械科1組は、昨年12月に豊橋高校生技術アイデア賞の最優秀賞を受賞した、エアコンの運転効率を高める装置「室外機ンキン!!」の製作過程や、実験における工夫点を発表した。
 また電子機械科1組は、車輪の円周方向に回転するローラがついた「オムニホイール」を使った全方位移動車を、タブレットから無線で制御するための電子回路基板の製作からタブレット、小型マイコンのプログラミングまでの過程を紹介。「ものづくりの難しさを知ることができた」と振り返った。
 工業高校ならではの行事で、生徒の専門知識や創造力、チームワークとプレゼンテーション能力を高めるために毎年開催。多くの企業関係者らが来場し、シンフォニアエンジニアリング豊橋事業所の織田和彦所長と、日本車輌人事部訓練校の宮坂達也さんによる講評もあった。
(由本裕貴)
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