豊橋市がホームタウンのプロバスケットボールＢリーグの三遠ネオフェニックスに新加入した６選手らが28日、同市役所を訪れ、10月に開幕する２０１９―２０シーズンに向けた抱負を佐原光一市長らに語った。鹿毛誠一郎ゼネラルマネジャー（ＧＭ）は、３シーズンぶりのＣＳ（チャンピオンシップ）進出へ期待感を示した。
　６人について「全体的にサイズアップし、３Ｐを打てる選手がそろっている」と鹿毛ＧＭ。特に、仏トップリーグで昨季得点王に輝き、堅守・速攻を目指すチームの核となることが期待されるデビン・イーバンクス（29）は「ＣＳに出場し、さらにどんどん勝っていきたい」と力強く話した。
　また、「シーホース三河」から移籍した西川貴之（27）は１９６㌢の長身ながらランニングプレー、３Ｐも打てるオールラウンダー。「攻守で動き回り、チームにいい流れをつくりたい」と宣言した。他にも、日本でのプレー経験もあるカイル・バローン（29）や、鋭いドライブで相手ディフェンスを崩す柳川龍之介（28）、シューティングガードの北原秀明（22）とセンターのジェシー・ゴーバン（22）のルーキー２人も意気込みを語った。
　Ｂリーグは10月３日に開幕。三遠は10月16日、豊橋市総合体育館で横浜ビー・コルセアーズとの試合がホーム開幕戦となる。ブライアン・ロウサムヘッドコーチは「ブースター（ファン）が見ていてエキサイティングするような試合を見せたい」と話し、応援を呼び掛けた。
（飯塚雪）