豊川特別支援学校本宮校舎の生徒 スタバ店員から接客術学ぶ

2019/09/18 00:00(公開)
スタバの店員㊥からプロの接客術を学ぶ生徒ら=豊川特別支援学校本宮校舎で
スタバの店員㊥からプロの接客術を学ぶ生徒ら=豊川特別支援学校本宮校舎で
 豊川市大木町の県立豊川特別支援学校本宮校舎(藤井毅校長)で17日、大手コーヒーチェーンのスターバックスコーヒージャパン豊川正岡店(中嶋祐一郎店長)の店員らを講師に招いた接客サービス講習会が開かれ、高等部3年生19人が参加した。
 同校では25日の文化祭で模擬店「本宮カフェ」を開催。生徒らが来校者にドリンクサービスでもてなす予定で、その事前学習と卒業後の社会教育の一環で講習会を開いた。
 生徒らは4つのテーブルに分かれて座ると、スタバの店員らが注文を聞きに訪れ、コーヒーやアイスティーなどを出した。その際、注文を確認する際の言葉づかいや、顧客と目線の高さを合わせるなどの接客マナーをアドバイス。次に生徒らが店員役となり、注文の確認から商品を出すまでを実践した。
 スタバの店員は「熱い飲み物の場合はこぼすとやけどする恐れがあるので、そっと置くことが大事」「頼まれたドリンクの名前を言いながらわたすといい」などと細かく指導。文化祭では接待役を務める予定の今川大誠さん(17)は「自分たちはオーダーをメモに書いたけど、(スタバ店員は)服装や特徴などで覚えていると聞いてすごいと思った。社会に出ればコミュニケーションはどこでもあるので、表情や言葉づかいなど、きょう学んだことを生かしたい」と話していた。
(由本裕貴)
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