服部選手が山下田原市長らに五輪内定報告

2019/10/02 00:00(公開)
東京五輪出場内定を山下市長らに報告する服部選手㊨。隣は佐藤監督=田原市役所で
 2020年東京五輪の代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」男子で2位となったトヨタ自動車陸上長距離部の服部勇馬選手(25)=新潟県十日町出身=が1日、田原市役所を訪れ、山下政良市長らに東京五輪出場内定を報告した。レースを振り返るとともに、MGCの経験を生かすなど五輪への意気込みを話した。
 服部選手は2時間11分36秒の2位でフィニッシュし、出場権を獲得。陸上長距離部は田原市を拠点にしており、佐藤敏信監督と市役所を訪問、職員に拍手で迎えられた。
 結果について「ホッとしているが、2位は悔しい。この経験を来年8月9日の舞台で生かせるよう今後11カ月、練習したい」と服部選手。MGCが行われた9月15日は、同市赤羽根文化ホールでパブリックビューイングがあり、市民ら約100人が大声援を送り「力になるので、東京五輪の時もお願いしたい」と述べた。
 山下市長から終盤のデッドヒートの心境を聞かれると「気持ち、心で走り、メンタルの部分が勝った。2位に入りたい、オリンピックに出たいという気持ちで、がむしゃらに走った」と明かした。
 佐藤監督は、レース終盤にきつくなることや坂道を想定し、田原の蔵王山を練習コースにしたことを話し「田原でのトレーニング結果が出た」と説明。服部選手も「蔵王山は毎週、登っている。いいトレーニングができる環境」と話した。
(中村晋也)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

虹の森 さわらび会 光生会 住まいLOVE不動産 藤城建設 蒲郡信用金庫
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国