蒲郡出身の千賀、伊藤両プロ野球選手が教室

2019/12/08 00:00(公開)
投球動作について指導する千賀選手=蒲郡市中央小学校で
 蒲郡市出身のプロ野球福岡ソフトバンクホークスの千賀滉大投手(26)と、中日ドラゴンズの伊藤康祐外野手(19)の2選手による少年野球教室(同市主催)が7日、同市立中央小学校で開かれた。市内のスポーツ少年団8チームの6年生48人に千賀選手は投球、伊藤選手は守備とバッティングを熱心に指導した。
 教室は千賀選手が2017年に市の観光大使に任命されて以来毎年オフシーズンに開催。今年も伊藤選手を誘い合わせて2人で行った。
 千賀選手は最初、投手向けに「投げるときは体の軸を設けて足を動かしてから腕を振ることが大事。けがをしないように心掛けることにもなる」と投球動作を添えて指導していたが、「野手に対しても言うことができる」として他の子どもたちも集めて伝えた。
 一方、野手の伊藤選手は守備で「ひじを伸ばさない、おしりを落とさない」とゴロを捕球する時のポイントを教えたほか、バッティングでは「投手のモーションに合わせてタイミングを取る」などコツを披露した。
 千賀投手が所属していた蒲北サニーボーイズの立中瑛斗投手(蒲郡北部小6)は「自分に足りないポイントを教えてくれたおかげで、投球も良くなった。試合で生かしていきたい」と話した。
 教室後、千賀選手は「来年はチーム4連覇できれば。1シーズン投げて良いニュースを蒲郡に届けたい」、伊藤選手は「1年を通して1軍で活躍できるようにしたい」とそれぞれ来季への意気込みを語った。
(安藤聡)
バッティングの実技をする伊藤選手=同
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