武漢の病院へ防護服とマスクを贈る

2020/02/21 00:00(公開)
小遣いを出してくれた中国の子どもたちの名前が書かれたチラシを持つ黄さん=東愛知新聞社で
小遣いを出してくれた中国の子どもたちの名前が書かれたチラシを持つ黄さん=東愛知新聞社で
豊橋在住の中国人・黄鑠屏さん

 豊橋市在住の中国人で、中国アジア経済発展協会対外交流委員会に所属する黄鑠屏さん(43)が、中国・武漢の病院へ防護服とマスクを送付した。送付には豊橋の企業も協力し、黄さんは感謝している。

子どもたちも協力

 新型コロナウイルスの感染が多発している武漢では病院で防護服やマスクが不足しているといい、中国の子どもたちや企業家が購入資金を出し合い、黄さんが日本で買い付けを行い、送付した。購入資金では、212人の子どもたちも協力し、小遣いを100元(日本円で約1600円)ずつ出し合った。
 送付した数は、防護服400着、マスク2480枚。白衣や作業服など各種ユニホームを取り扱う「佐々木繊維」(豊橋市前田中町)が協力して用意した。
 黄さんは「日本の皆さんの協力で武漢へ送ることができました」と感謝。「中国の子どもたちが小遣いを出し合い協力してくれたことも感激です。現地の医師たちは、とても喜んでいます」と話していた。
(竹下貴信)
日本から送られた防護服を着る医師たち=中国・武漢で(黄さん提供)
日本から送られた防護服を着る医師たち=中国・武漢で(黄さん提供)
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