豊川に「グレープパークコート」完成

2020/08/24 00:01(公開)
あいさつする小林さん=グレープパークコートで
 豊川市土筒町河原に完成したバスケットボール専用コート「グレープパークコート」で23日、オープニングセレモニーが開かれた。今週のプレオープンを経て9月4日にグランドオープンする。
 市内出身で、ZIP-FMのラジオDJを務める小林拓一郎さん(41)が構想を立ち上げ、亡き父の吉光さんのブドウ農園跡地約2000平方㍍にコートとカフェを建設した。カフェの営業時間帯は誰でも無料でプレーできる。NBA選手を夢見て米国留学経験もある小林さんがあこがれ、1月に事故死したスター選手、コービー・ブライアントの巨大な絵も壁面に描かれた。
 父の死から足掛け2年で実現させた夢。事業者や個人から協賛金が集まり、クラウドファンディングで資金を募ると1379人から総額1276万3555円が集まった。小林さんは「改めて豊川での強いつながりを感じた。ここから世界に羽ばたく選手が育ってくれればうれしいし、自分のように下手でもバスケが好きな子たちの笑顔がたくさん生まれてほしい」と話した。
 式典では竹本幸夫市長が始球式としてフリースローに臨んだほか、小林さんと親交のある元日本代表選手の関口聡史さん(49)と牛田悠理さん(30)も駆けつけた。
 26、27の両日はドリンクのみ、28~30日はフードも含めてプレオープンし、来月4日以降は毎週火・水曜定休。営業時間は午前9時~午後7時。
【由本裕貴】
バスケットボールコートとカフェが整備された
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