福江高野球部が鳥羽高・志摩高と交流試合

2020/09/21 00:00(公開)
福江、鳥羽、志摩の混成チームによる紅白戦=田原市の福江高校で
福江、鳥羽、志摩の混成チームによる紅白戦=田原市の福江高校で
 田原市の福江高校野球部は20日、同校で三重県立鳥羽高校と志摩高校の合同チームを迎えて交流試合を行った。鳥羽との学校同士の交流が縁で野球部にも広がり、今年は田原側で初開催となった。鳥羽高は公式戦で合同チームを組む志摩高とともに訪れ、伊良湖水道を隔てた仲間たちと同じ白球を追いかけ、親睦を深めた。
 観光ビジネスコースを持つ福江と鳥羽の両校が2018年度に交流を始め、同じ年に野球部も鳥羽高を訪ねて試合をした。今秋就任した加藤寛士新監督が鳥羽の竹内宏之監督に呼び掛け、2年ぶりの試合が実現した。
 鳥羽と志摩は新チームが部員不足のため、公式戦は近隣の4校合同チームで臨む。今回は両校7選手が参加した。
 グラウンドでウオーミングアップに続き、マシンや投手を使った打撃練習、塁間での送球練習などに汗を流した。交流試合は福江、鳥羽、志摩の混成による紅白戦とした。
 時折笑顔がこぼれるなど和気あいあいとした雰囲気で、味方がエラーをすれば「ドンマイ」と大きな声で励まし、きわどいクロスプレーには「アウト」「セーフ」と互いに加勢して仲間のプレーを後押しした。
 鳥羽高の中瀬翼主将は「多彩な打撃練習ができるのはうらやましい。掛け声も大きくて気持ちよくプレーでき、勉強になった」と話した。
【加藤広宣】
打撃練習に汗を流す選手たち=同
打撃練習に汗を流す選手たち=同
選手たちは和気あいあいとウオーミングアップ=同
選手たちは和気あいあいとウオーミングアップ=同
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