田原出身の青木さん所属 東海ネクサスが17日に初陣

2020/10/14 00:00(公開)
真新しいユニホームでガッツポーズする東海NEXUSの選手。前列左が青木さん(提供)
 田原市出身の青木悠華(ゆうか)さん(20)が所属する女子硬式野球チーム「東海NEXUS(ネクサス)」が、今春から愛知県一宮市を拠点に活動している。スポンサー企業も集まり、公式戦ユニホームが完成。17日には一宮市営球場で、学生チームなどと対戦する初の対外試合に臨む。
 経営難の女子プロ野球リーグの改革で、愛知ディオーネが愛知県一宮市から京都へ移転。代わりに、同市で新チームが発足した。田原出身の捕手、青木さんら選手6人でスタートし、体験会などで地域密着と普及活動をしてきた。
 公式スポンサーも7社集まり、9月25日には本拠地の一宮市営球場で野球教室を兼ねてユニホームを公開。愛知ディオーネが定着させたブルーを基調に、一宮市の豊かな土地をイメージしたグリーン、若さと清潔さを示す白いラインが入ったデザインとなった。
 青木さんは「初めてスポンサーの企業名が載ったユニホームに袖を通し、球場には多くの方が足を運んでくださり、改めてたくさんの方が応援してくれることを実感した。応援をパワーに変えて、勝つことはもちろん、女子野球を広めていけるよう頑張ります」と意気込む。
 チームは中部地区のクラブでなるセンターリーグに参加し、東海・中部地方で競技の普及・発展に貢献していく。17日にはリーグ主催の交流試合があり、他クラブとの連合チームを結成し、至学館大学や岐阜第一高校など学生の強豪とのトーナメント戦に挑む。
【由本裕貴】
打席に立つ青木さん
キャッチボールする青木さん
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