「ボンとらや」が女子高生と「朝パクピレーネ」開発

2021/03/20 00:02(公開)
高校生と開発した「朝パクピレーネ」=ボンとらや本店で
高校生と開発した「朝パクピレーネ」=ボンとらや本店で
 東三河各地に店舗を展開する和洋菓子の「ボンとらや」(豊橋市羽田町、佐藤昌也社長)は、県立豊橋商業高校の女子生徒10人と、同店の人気商品「ピレーネ」の新商品「朝パクピレーネ」を開発した。22日から全店で販売する。
 昨年10月から月に1回、佐藤社長が学校に出向いて議論。高校生から「朝食に食べるピレーネを作ろう」の提案を受け、ヨーグルト味とチーズ味の2種類が完成した。パッケージに貼るシールは太陽をイメージしたデザインで、これも高校生が考えた。
 ヨーグルト味は、フルーツグラノーラ入りの生クリームを使い、食物繊維を豊富に含む。チーズ味は、ブルーベリーソースを入れてまろやかに仕上げ、朝から食べやすいよう工夫した。見た目は従来のピレーネと同じ。
 佐藤社長は「高校生から型にはまらない意見をいただき、とても参考になった」と話し、「ピレーネには3時や食後のおやつのイメージがあるが、新商品で朝食に食べるという新たな需要を生み出したい」と話す。
 価格は216円(税込み)。問い合わせはボンとらや本店(0532・31・6116)へ。
【竹下貴信】
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