蒲郡市緑町の市民体育センターで続いていた工事が完了した。1日、新しくなった姿を空から眺めた。
1968年の建設。武道館や弓道場と隣接、多くの市民イベントや小中学校のスポーツ大会などで使われてきた。斜めに突き出した14本の柱が鉄骨の屋根を持ち上げる独特のスタイルで有名だ。
しかし、建てられてから半世紀が過ぎ耐震工事の必要が出てきた。市は昨年から14億2600万円をかけ、耐震工事と内部の空調設備などを改修した。8月に全面的に終了した。
長年、市民から親しまれる体育センター。今昔の姿を見比べようと、ドローンで取材した。上空からは見ると特徴的な外形はそのままに、外壁が白く塗られ、新築当時の輝きを取り戻したように生まれ変わっていた。
3年前にあったテニスコートは新駐車場になった。以前の駐車場は、薄くなっていた白線が塗り直され、車椅子マークなどが鮮明になった。
センター内部を見学した。床は新品の木材が貼られている。新たに車椅子利用者が試合観戦ができるスペースの新設やエレベーターの設置によって、一部がバリアフリー化されていた。そのおかげか、全体が温かい雰囲気に包まれているように感じた。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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