【豊橋新アリーナ】田原市の山下市長、住民投票の結果に安堵 施設の集客力に期待示す

2025/07/29 22:00(公開)
山下市長

 田原市の山下政良市長は29日、豊橋市の「多目的屋内施設(新アリーナ)と豊橋公園東側エリア整備推進事業」の事業継続否を問う住民投票(20日)についての受け止めを示した。賛成多数の結果について「賛否で意見が割れたが、結果的に事業継続で落ち着いたようでよかった」と事業が再始動することへの安心感を示した。

 

 豊橋市政の問題だと断ったうえで「一時は賛成派と反対派の意見が対立して、市民感情が二分された印象だった。投票結果を受けて事業を継続すると決まったのでよかったのではないか」と平穏へ戻りつつあることに期待した。

 

 新アリーナは豊橋市をホームとするプロバスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」の利用も予想される。事業継続を受けて「ファンにとっていい結果になったと思う」と喜んだ。

 

 近隣自治体として「東三河の周辺都市からみるとイベントができる施設として期待している。大きな集客イベントで人が呼べる施設になってほしい」と述べた。

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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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