豊川市のサッカークラブ「AS.ラランジャ豊川」が主催のサッカーフェスティバル、「AIHOカップ U12日韓交流サッカー大会2025」が先月14~15日、同市平尾町のホームグラウンド『LARA PORTO(ララポルト)』で開かれた。ラランジャのメインスポンサーで、業務用厨房機器の製造販売「AIHO」の特別協賛。
大会には県内の強豪「名古屋グランパス」「ALONZA(アロンザ)」などが参加した。さらに「海外のチームを招待することで、国際交流や、コミュニケーション能力の向上を図りたい」とのラランジャ代表の宮澤淳さんの思いから、韓国から「テドン」「ヨンス」の2チームが来日。1日で順位が決まるワンデイカップ方式で約20チームが2日間争った。
初日はヨンスが決勝に進出。アロンザを下し、優勝した。2日目は、名古屋グランパス対テドンの激しい接戦となり、PK戦の末、グランパスが優勝を決めた。
大会期間中、韓国の2チームの選手たちは、ホームステイを体験。受け入れ先は、主催のラランジャの選手たちの家。日中はライバルとして真剣勝負を繰り広げたが、夜は仲の良いサッカー仲間として一緒に日本食やレクリエーションを楽しんだ。
宮澤さんは「サッカーの国際交流だけでなく、ホームステイで他国の文化を学ぶ経験もしてほしいと思い、今回受け入れた。今回は僕たちのところへ韓国の選手が泊まったが、今度は夏に僕たちが韓国へ行き、韓国の選手の家にホームステイをさせていただくことになっている。こうして国際交流を深めていきたい。大会も、今後はさらにチーム数を増やし、全国規模の大会にしたい。韓国だけでなく、その他の国も呼びたい。また地元企業とも連携しながら、地域の活性化も目指したい。地元企業にとっても、この大会がプロモーションにつながるとうれしいです」と語った。
購読残数: / 本
2000年生まれの豊橋市出身。2024年に入社。
趣味は7歳から始めて現在で18年目のサッカー。スポーツを通して地域を盛り上げていきたいとの想いから、東三河の小学生サッカーを取り上げた『エンジョイサッカー』の連載を企画し2024年4月に連載スタート。
輝く子供達の様子を誌面にて伝えている。
週間ランキング
日付で探す