【連載】エンジョイサッカー〈63〉豊川でU12日韓交流大会

2025/07/17 00:00(公開)
名古屋グランパスとテドンの試合前の集合写真。テドンは黒のユニフォーム=ララポルトで

 豊川市のサッカークラブ「AS.ラランジャ豊川」が主催のサッカーフェスティバル、「AIHOカップ U12日韓交流サッカー大会2025」が先月14~15日、同市平尾町のホームグラウンド『LARA PORTO(ララポルト)』で開かれた。ラランジャのメインスポンサーで、業務用厨房機器の製造販売「AIHO」の特別協賛。

 

 大会には県内の強豪「名古屋グランパス」「ALONZA(アロンザ)」などが参加した。さらに「海外のチームを招待することで、国際交流や、コミュニケーション能力の向上を図りたい」とのラランジャ代表の宮澤淳さんの思いから、韓国から「テドン」「ヨンス」の2チームが来日。1日で順位が決まるワンデイカップ方式で約20チームが2日間争った。

 

 初日はヨンスが決勝に進出。アロンザを下し、優勝した。2日目は、名古屋グランパス対テドンの激しい接戦となり、PK戦の末、グランパスが優勝を決めた。

 

 大会期間中、韓国の2チームの選手たちは、ホームステイを体験。受け入れ先は、主催のラランジャの選手たちの家。日中はライバルとして真剣勝負を繰り広げたが、夜は仲の良いサッカー仲間として一緒に日本食やレクリエーションを楽しんだ。

 

 宮澤さんは「サッカーの国際交流だけでなく、ホームステイで他国の文化を学ぶ経験もしてほしいと思い、今回受け入れた。今回は僕たちのところへ韓国の選手が泊まったが、今度は夏に僕たちが韓国へ行き、韓国の選手の家にホームステイをさせていただくことになっている。こうして国際交流を深めていきたい。大会も、今後はさらにチーム数を増やし、全国規模の大会にしたい。韓国だけでなく、その他の国も呼びたい。また地元企業とも連携しながら、地域の活性化も目指したい。地元企業にとっても、この大会がプロモーションにつながるとうれしいです」と語った。

レベルの高い試合が繰り広げられた
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丸山大成

2000年生まれの豊橋市出身。2024年に入社。
趣味は7歳から始めて現在で18年目のサッカー。スポーツを通して地域を盛り上げていきたいとの想いから、東三河の小学生サッカーを取り上げた『エンジョイサッカー』の連載を企画し2024年4月に連載スタート。
輝く子供達の様子を誌面にて伝えている。

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