24日に愛大で東海初の学生プロレス興行

2021/10/21 00:00(公開)
マスク姿の杉浦さん。24日に特設リングが設置される=愛知大豊橋校舎で
 愛知大学プロレス同好会が今月24日、東海地方で初となる学生プロレス興行を豊橋校舎北門駐車場で開催する。同好会設立から3年、学生プロレス不毛の地とされる東海地方のシーンが変わるかも。
 会長は地域政策学部3年の杉浦永卓さん。高校時代は部活になかったため、道場に通って柔道を続けていた。
 子どもの頃からのプロレスファンだが、学内になかったため同好会を作った。「新しいことにチャレンジしたかった」と話す。
 杉浦さんは新日本プロレス所属の覆面レスラー、エル・デスペラード選手のファン。得意技はピンチェ・ロコ。杉浦さんもこれを改良した投げ技をフィニッシュ・ホールドとしている。
 同好会は現在は3年生9人、2年生2人、1年生1人。普段は大学の体育館でマットを敷いて受け身の練習などを続ける。週に1度、蒲郡市のリングに出かけ、トレーニング。東京や大阪の大学の同好会に遠征したこともあった。
 24日は、立命館プロレス同好会、慶応大学プロレス研究会、同志社大学プロレス同盟、一橋大学世界プロレスリング同盟の学生が参集。豊橋校舎北門駐車場の特設リングで約30人の学生レスラーが対戦する。
 メインイベンターを務める杉浦さんは「プロレスの人気は上がりつつある。自分たちの興行を見て、プロレスラーを目指す人が増えれば」と期待を込める。
 24日は午後0時半から。無料だが、ツイッター=QRコード=からの予約が必要。
【山田一晶】
同好会が作った興行のポスター
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