東三河の各地で11日、20歳となった皆さんを祝う集いが開かれた。晴れ着を着た若者たちが、同級生らとの再会を喜び、記念撮影する姿が見られた。すでにスポーツ界で活躍する選手らの参加もあった。
豊橋市は市内全体で計3471人が晴れの日を迎えた。校区単位で「二十歳の集い」を開いた。このうち、牟呂校区の新成人は「ライフポートとよはし」に集まり、恩師からの激励や記念品、返礼の花束贈呈などがあった。
新成人代表の高橋日葉さんは「法律的にすべての権利行使が認められたが、そこには社会的、人間的に重大な約束を果たすことが課せられている。何よりもまず20歳の自覚を強くし、自立する心構えを築いていきたい」と述べた。
豊川市は「二十歳の集い」を市総合体育館で開いた。同市出身の女子プロゴルファー、入谷響さんら約1400人が出席した。
竹本幸夫市長は「市の総合計画で、新たに『子ども・若者』を加え、皆さんが希望を持ち、活躍できる環境を整備していきます」とあいさつした。
新成人を代表して河上翔風さんと熊谷実華さんが「無限の可能性を信じて、これからの人生を歩んでいきます」と誓いの言葉を述べた。
式を終えた入谷さんは「久しぶりに仲の良い友達と会えてうれしかった。これまで育ててくれた両親や支えてくれた皆さんに感謝し、恩返しできるよう精いっぱい頑張ります」と話した。
新城市は新城文化会館で成人式を開いた。359人が出席した。
下江洋行市長は「大きな夢を成し遂げるため、『運・鈍・根(うん・どん・こん)』を心掛けてほしい」と式辞を述べた。今年のテーマは「Colorful Bloom~自分色の花を咲かせよう~」。フィナーレでは参加者がペンライトを手にウェーブを披露し、会場を色鮮やかに染め上げた。
会場には、箱根駅伝に2年連続で出場したばかりの山梨学院大学2年、阿部紘也さんの姿もあった。白い羽織はかま姿で、旧友たちとの記念撮影を楽しんだ。「同級生は雰囲気は変わったが、中身はそのまま。将来は実業団で活躍し、五輪に出られる選手になりたい」と笑顔を見せた。
田原市のフリースクール、通信制高校「ゆずりは学園」の成人式には卒業生が訪れ、沓名和子学園長や沓名智彦理事長が祝いの言葉を述べた。
豊川市の塩野陽大さんは高校3年間をゆずりは学園に通った。「沓名学園長が優しかった。修学旅行などの行事を中心に、楽しい学校生活を過ごした」と振り返った。
整体やリラクゼーションの道に進もうと将来を模索しているという。塩野さんは「健康に関する知識を学んで生かしてみたい」と語った。
設楽町は「はたちを祝う会」を奥三河総合センターで開いた。
プロバスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」の元選手、太田敦也さんが講演した。人との出会いを大切にし、挑戦と失敗を繰り返して成長することの重要さを説いた。「自分の強みを見つけ、目標に向かって歩むこと。進路を自分で見つけ挑戦してほしい」と呼び掛け、新成人と記念撮影をするなどした。
町教育委員会によると、町内の新成人の対象は33人。うち29人が出席した。地元の「関谷醸造」が「ほうらいせん摩訶」をプレゼントした。
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