日本滞在中の活動を振り返る松井画伯

2021/12/22 00:03(公開)
久しぶりのコルシカ島でくつろぐ松井さん(いずれも提供)
 豊橋、京都、東京など、全国各地で幅広い活動を展開し、1年半ぶりにフランスにわたった豊橋出身の画家松井守男さん。日本滞在中の活動を振り返り、コルシカ島から東愛知新聞社にコメントを寄せた。

 昨年2020年の東京・神田明神の節分祭に招待された後、「じゃあフランスに帰国しよう」と羽田空港に向かったら、「今は飛行機に乗らない方がいい」ということで都内に逆戻り。
 帰国できないことに神さまが同情して下さったのか、NHKからは日曜美術館の依頼、自叙伝の出版、京都でふすま絵や屏風の制作など、日本に滞在したこの1年半の間に10年分に匹敵するような豊かな活動をさせていただきました。
 また、京都で芸妓・舞妓さんの絵を複数回描かせていただける機会を持てたことは、日本よりも外国生活が長い画家にとって、世界に誇れる「日本女性の美の原点」を味わえた気にさせていただけて光栄でした。
 不思議なことにこれらのきっかけ、出発点が「東愛知サロン会」での講演会であり、この御縁に心より感謝申し上げます。
 京都の萬福寺でのふすま絵を来年3月に完成させる(4月が奉納・御披露目式の予定)ほか、3月には神田明神文化交流館でロボットとの共演(競演!?)が予定されていますので、来春にはまた日本にうかがわせていただきます。
 来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

コルシカ島にて 松井守男
フランスの空の下、制作に励む
NHK日曜美術館で放映の家島でのふすま絵制作
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