元日本代表の小椋さんバドミントン指導

2022/01/10 00:00(公開)
サーブの実技をする小椋さん=いずれも豊橋市総合体育館で
 バドミントン日本代表として2008年北京五輪に出場した小椋久美子さんによる講習会が9日、豊橋市総合体育館であった。豊橋バドミントン協会設立50周年を記念して市体育協会と共同開催。児童、生徒らはダブルスでの打ち方などを学んだ。
 小椋さんは潮田玲子さんと「オグシオ」ペアを組んで北京五輪で5位入賞、全日本総合バドミントン選手権で5連覇を達成した。
 講習会には市内の小、中学生、高校生70人が参加した。小椋さんはダブルスの試合展開として「圧倒的に攻撃することが必要。前衛から攻撃して相手を崩す」と解説した。
 また「レシーブの時は足を小刻みに動かして備える」「サーブはネットぎりぎりのショートだけでなく、相手の後ろを狙うロングも入れてタイミングを外すことも有効。そのために相手の足の動きを見て打ち分けるのがコツです」と、攻略法を説明した。
 ラリー練習の際、アドバイスを受けた県立豊橋東高校2年の米原さらさんは「相手を有利にしないため、角度をつけてスマッシュを打ち下ろすことを学びました。今後の練習につなげたい」と語った。
 講習前の開会式では、豊橋バドミントン協会の宮下宗久会長が「50年前は指導者も選手も少なかった。現在は小椋さんたちの活躍で有名になった。講習を通して技術向上につなげてほしい」とあいさつした。
【安藤聡】
あいさつする宮下会長
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