フェニックスが「三河ダービー」白星発進 吉井、佐々木両選手が活躍

2024/10/12 21:00(公開)
勝因だった吉井選手らのディフェンス=スカイホール豊田で

 バスケットボールBリーグの「三遠ネオフェニックス」は12日、第2節に臨み、「シーホース三河」に85対72で勝って敵地「スカイホール豊田」での「三河ダービー」を制した。

 

 前節は昨季準優勝の琉球に1勝1敗とした三遠。アグレッシブな守備をテーマに、津屋一玉選手を入れるなどスタートメンバーを変えた。

 第1クォーター(Q)は、佐々木隆成選手のレイアップや吉井裕鷹選手の連続3Pシュートがあったものの三河に6本の3Pを許し、6点ビハインドで終えた。第2Qは三遠ペース。吉井選手が2本の3Pを決めて波に乗ると、終盤には4連続得点で三河を引き離し、8点リードで前半を折り返す。

 第3Qは互いに我慢の展開が続いたが、第4Qはデイビッド・ヌワバ選手が攻守に躍動。吉井、ヤンテ・メイテンの両選手らにダンクが飛び出し、三河を振り切った。

 三遠は吉井と佐々木の両選手のパリ五輪組が大活躍。吉井選手はキャリア最多の20得点でフィールドゴール成功率が約9割と勝負強さが光った。佐々木選手は8得点、12アシストをマークし、攻撃の起点としてチームを引っ張った。メイテン選手は18得点8リバウンド。大浦選手は3本の3Pを決めた。

12アシストの佐々木

 大野篤史ヘッドコーチ(HC)は「スタートからアグレッシブなディフェンスが見られないので修正しないといけない。第2Qから自分のディフェンスから、オフェンスにつなげられたと思うので、あすも引き続きやっていきたい」と振り返った。大活躍の吉井選手については「攻守両面に勝ちに貢献してくれた。良いパフォーマンスだった」と評価した。

 吉井選手は「3Pが入ったのはラッキー。優秀なシューターが多い三河に対して、第2Qからディフェンスをしっかりとできたのが勝因だった。2戦目の応援よろしくお願いします」とブースターに呼び掛けた。

 13日は午後3時5分から。

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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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