金田哲さん(はんにゃ)に三共食品が商品PRアンバサダー委嘱

2024/10/13 06:00(公開)
中村社長からアンバサダーを委嘱される金田さん㊨=ホテルアークリッシュ豊橋で

 「食べるラー油」などで知られる三共食品(豊橋市老津町)が11日、「ホテルアークリッシュ豊橋」で開いた創立50周年式典で、田原市出身のお笑い芸人で俳優の金田哲さん(はんにゃ)に商品PR役のアンバサダーを委嘱した。金田さんは初仕事として商品のキャラクターに命名。自身も好物という「食べラー」への愛着も語った。

 アンバサダーは同社が掲げる「世界の人々を楽しませ、笑顔にする」のキャッチコピーを元に人選した。お笑い芸人として笑顔を呼び込み、地元出身で自社商品のファンでもある金田さんを適任とした。

 この日は式典席上で委嘱式があり、中村俊之社長が金田さんへ委嘱状を手渡した。

 金田さんは就任後の初仕事として、発売2年になる「食べるラー油」のオリジナルキャラクターに名前を付けた。インターネット公募で集まった2189通から7案に絞り、金田さんが「ヤミーおじさん」を選んだ。

 金田さんは「お隣の田原市で生まれ育ち、18歳でお笑い芸人を目指して上京した。三共食品は食で世界を目指す企業。お笑いとは分野は違うが笑顔で世界中の人を笑顔にできるよう、お手伝いをしたい」と語った。

 同社商品について金田さんは「食べるラー油は自宅でよく白飯に乗せて楽しんでいる。サラダにも合う」と楽しみ方を紹介した。

 アンバサダーの役割としては「得意のSNSをで商品の魅力を国内外へ発信したい。YouTubeで会社や商品とのコラボ動画を考えている。他のSNSも駆使したい」と意気込んだ。

 中村社長は「人柄や生き方が会社のビジョンと一致している。地元を盛り上げ、自社商品や理念をさらに世界に広げてくれる」と期待した。

 同社は1975年創業。調味料や乾燥野菜など加工食品の製造販売業を手掛ける。調味料と外食の2事業を柱に昨年度売上高は52億円。10年後は110億円を目標に海外進出も視野に入れる。

食べるラー油を試食する金田さん
会社関係者らで節目を祝った三共食品の創立50周年式典
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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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