バスケットボールBリーグの「三遠ネオフェニックス」は13日、「シーホース三河」を81対71で破り、「スカイホール豊田」での「三河ダービー」を連勝で終えた。
第1クォーター(Q)は、立ち上がりから3連続得点を許した。その後は三遠も吉井裕鷹、ヤンテ・メイテンの両選手らのシュートなどで巻き返し、一時は同点としたが、終了間際に相手の3Pシュートが決まり、5点ビハインドで終えた。第2Qも我慢の展開が続く。佐々木隆成選手らに3Pが飛び出したが、ダバンテ・ガードナー選手に13得点を許し、6点ビハインドで前半を折り返す。
第3Qは津屋一球選手の3Pで波に乗ると、その後は三河の内外からの攻撃をシャットアウト。わずか6失点に抑えた。終了間際に大浦颯太選手の3Pが入り、6点リードを奪う。第4Qは序盤に連続ファールでフリースローを与え、一時同点に追いつかれる。さらに、吉井選手が相手選手と交錯して左ももを痛め退場した。
窮地を救ったのは代わりに入った大浦選手。もう一人の司令塔の佐々木選手らが素早くボールを運び、大浦選手につなぐ「2ガード体制」が機能。残り2分半から3連続でディープ3Pを決め、会場からどよめきと歓声が起こった。最後は津屋選手が落ち着いてフリースローを決め、三河を引き離した。
大野篤史ヘッドコーチ(HC)は終盤の大浦選手の活躍について「前半はパスを探しているように見えたが、後半は得意なタイミングでシュートが打てていた。タイプの違う佐々木とのコンビネーションが運良く機能した」と評価した。
17得点の大浦選手は「佐々木はアタックの得意な選手なので、意思疎通を取って役割分担ができた。プルアップシュートもずっと練習してきたので、迷わず打てて良かった」と振り返った。
次戦は19日。ホーム豊橋の初戦で、昨季東地区2位の「アルバルク東京」を迎え撃つ。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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