三都主さん、豊川でサッカー教室

2022/08/09 00:02(公開)
夢を持つことが大切と語る三都主さん=豊川フットサルパーク足猿で
 元Jリーガーの三都主アレサンドロさんが7日、豊川市小坂井町の「豊川フットサルパーク足猿」で子どもたちにサッカーを教えた。
 三都主さんのプロサッカークラブ「アルコ・スポーツ・ブラジル」と浜松市の「コンフィアンサFC」の主催で、豊橋と蒲郡市のサッカースクール「ベンセドーレスアカデミー」などが協力するイベント。6~17歳の64人がトレーニングに参加し、三都主さんらコーチの指導を受けながらボールを追いかけ、パスやドリブルを練習した。
 パスの指導で三都主さんは「相手をよく見て正確なパスを。絶対にミスしないように」と強いボールを出す前に正確さが大切と教えた。ドリブルの練習では子どもたちが工夫を見せると「今のはとてもよかった」と頭をなでた。褒められた子はうれしそうに笑顔を見せた。
 トレーニングの後に三都主さんの講演会「夢トーク」があった。自身のサッカー歴の中で、高知県の明徳義塾高校に留学生として来日した当初は、まだ実力不足で日本語も満足に話せなかったこと、県予選を突破できず全国大会には出られなかったことを語った。
 ハングリー精神が強く諦めずにプロを目指したこと、プロになった後も次の目標を立て続けたことで成長できたとして「夢を持つことがすごく大事」と話した。
 ベンセドーレス代表の伊木ロドリゴさんは、プロになっても4割の選手が実力不足などで3年で辞めてしまうことに触れて、「夢をかなえ続けることと、そのためにどう努力するかが大切。独自の強みを持ってほしい」と自身がサッカーを学ぶ中で目標とした三都主さんの言葉に重ねて語った。
 ベンセドーレスアカデミーでは男女問わず一緒に学ぶ仲間を募集している。詳細、問い合わせは伊木ロドリゴさん(090・8320・0813)へ。インスタグラム=QRコード=でも情報発信中。
【岸侑輝】
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