豊橋市伝統の手筒花火をテーマに、すべて市内でのロケで作られた短編映画「竹とタケノコ」の上映会がこのほど、能登半島地震で被災した石川県七尾市で開かれた。作品をプロデュースした谷口由里子さんが、豊橋らしい演出で古里にエールを送ろうと企画した。
作品と手筒花火は13日夜、能登歴史公園であった「のとスマイルフェス」で披露した。母役の佐藤みゆきさんも駆け付け、上映会で谷口さんと舞台あいさつした。
手筒の実演では映画にも協力した上伝馬町青年会が3回、計5本を揚げた。約500人の観客は、吹き上がる炎に「わっしょい」の掛け声で一体となった。
1月の地震では七尾市内の谷口さんの実家も断水が3カ月続いた。近くの和倉温泉の旅館などは営業再開もままならない状況が続くという。
東京から豊橋へ移って2年余、地域での「映画ができるまで、」プロジェクトを展開する谷口さん。「楽しんでくれた古里の家族や知人、被災地を心配してくれた豊橋の仲間と一緒に実現できたのがうれしい。映画を通じた人のつながりを届けられた」と感謝した。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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