愛大・樫村クラスが映画を題材とした調査書

2023/04/22 00:00(公開)
講義中の樫村教授=愛知大学豊橋キャンパスで(提供)
 愛知大学文学部社会学コースで精神分析や社会学研究をする樫村愛子教授のクラスが映画を題材とした社会調査実習報告書を出した。テーマは「地域における映画活動―豊橋周辺の事例から」。
 調査書は136㌻。「豊橋と映画」「豊橋以外の地域の映画祭」「ミニシアター」「大学生の映画鑑賞行動」など全5章で構成している。インタビューやアンケートの結果を交えた内容で、26人の学生が共同でまとめた。
 樫村クラスは毎週水曜4限に開講。豊橋は、街を挙げた映画祭の取り組みが盛んなため「豊橋市の映画」を取り上げた。
 7チームに分かれて調査。「ええじゃないかとよはし映画祭」を研究するチームは、市の職員として映画祭の立ち上げに関わった広田哲明さんに経緯やコンセプト、今後の課題などを聞いた。
 4年の鈴木美咲さんは「まちづくりに興味があったので映画祭に着目した。広田さんの豊橋を映画の街にしたいという思いが印象に残った」と語った。
【北川壱暉】
報告書の表紙
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