6月10日に競技があるトライアスロンの世界的シリーズ戦「アイアンマン70・3東三河ジャパン in 渥美半島」のコース概要が25日、主催者の実行委員会(県、田原市、豊橋市、一般財団法人東三河スポーツ地域振興財団などで構成)から発表された。県は大会を盛り上げるためにガイドブックを作り、SNSなどで渥美半島の魅力を発信する。
大会開催は1月に豊橋市で実行委が発表していたが、コースは未定だった。今回は当日の交通規制などの詳細も発表された。
コースは、田原市の白谷海浜公園をスタートし、ほぼ一筆書きの時計回りで渥美半島を一周、豊橋総合スポーツ公園に至る総距離113・1㌔( 70・3マイル)。
スイムが午前6時にスタート。沿岸1・9㌔を泳ぎ、白谷海浜公園に戻る。
続いてバイク(90・1㌔)は渥美半島を1周する。同公園から、県道2号をいったん西進。馬草口から国道259号を東進し、田原市街地へ。豊橋鉄道渥美線豊島駅の南を通り、久美原交差点から国道42号へ。そのまま伊良湖岬に至り、伊良湖休暇村から中山小学校付近を経由し国道259号を通って同公園に戻る。
最後のランは同公園から、県道2号を走る。三河港大橋、神野ふ頭を通り、豊橋総合スポーツ公園でフィニッシュする20・1㌔。
交通規制は、3種目のスタートがある白谷海浜公園付近が最も長く午前6時から午後1時。ランのフィニッシュとなる「神野埠頭入口」から総合スポーツ公園間が午前9時15分から午後3時20分までとなっている。詳細は交通規制案内(0532・25・5963)へ。
募集は2000人。記者会見で発表した大会名誉会長の大村秀章知事によると、直近で733人のエントリーがあるという。締め切りは5月1日。さらに増える見込み。大村知事は「参加者は渥美半島の魅力が詰まったコースを満喫し、力の限り頑張ってほしい」とエールを送った。
【山田一晶】