のんほいパークとシンガポール動物園の運営会社が連携

2023/06/24 00:01(公開)
連携協定文書を交わす浅井市長とチェン副CEOら=市役所で
 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)は23日、シンガポール動物園などを運営する「マンダイワイルドライフグループ」と希少動物の保全や野生生物の調査研究などで協力する協定を結んだ。
 市役所であった調印式で浅井由崇市長、グループ生命科学部門最高責任者のチェン・ウェンファー副CEOらが協定文書を交わした。
 グループは世界的にも著名なシンガポール動物園のほか「ナイトサファリ」「バードパラダイス」など4園を経営する。新型コロナウイルス禍以前は年500万人を動員していた。世界中で絶滅危惧種や希少種の保護に取り組み、野生生物の調査研究でも実績がある。
 チェン副CEOは「自然環境や野生動物の保護のほか、人と動物の共生など動物園が抱える課題は多い。互いのスキルやノウハウを共有し、展示動物の交換や人材交流にもつなげたい」と意欲を見せた。
 浅井市長は「のんほいパークにも大きなチャンスだ。豊富な知見を生かして魅力的な展示にもつながる」と期待した。
 グループではアジアを中心に世界各地の希少動物保全が進む一方、のんほいパークは両生類や鳥類の保全が盛ん。連携協定により飼育動物の交換や寄贈、繁殖や飼育技術などのノウハウを共有する。
【加藤広宣】
マンダイワイルドグループが営むナイトサファリ(提供)
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