フェニックスが2日から昨季王者の広島戦、CSのリベンジなるか

2024/11/01 06:00(公開)
昨季のCS以来の再戦(5月撮影)

 バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は、浜松市中央区の「浜松アリーナ」で、昨季王者の広島ドラゴンフライズと2~3日に対戦する。昨季のCS(チャンピンシップ)で敗れた因縁の相手。リベンジに注目が集まる。

 

 三遠はここまで7勝2敗の中地区2位。4連勝中で好調を維持する。平均得点数は85・6点でリーグ3位、フィールドゴール成功率と3点シュート成功率はともに3位。

 

 昨季の課題だった守備は、吉井裕鷹選手やデイビッド・ヌワバ選手、津屋一球選手らが加入し、大幅に強度が上がった。平均リバウンド数は3位、平均ブロック数は5位で攻守に抜け目のないチームとなりつつある。大野篤史ヘッドコーチ(HC)は10月27日の試合後に「ミスはあるが、自分たちのスタイルをコートで表現しようとしている姿が見えた」と手応えを口にする。

 

 一方、今シーズンから朝山正悟HCが指揮を執る広島は、2勝7敗で西地区7位。開幕前には主力のドウェイン・エバンスと河田チリジの両選手が負傷離脱し、苦しい戦いが続いている。昨季は堅守で日本一まで上り詰めるも、今季はターンオーバーから失点を重ねる場面が目立つ。それでも、ケリー・ブラックシアー・ジュニア選手の得点力と、山崎稜選手やニック・メイヨ選手の3Pに注意が必要だ。堅守からハーフコートで得点を重ねる広島に対し、三遠が速い展開に持ち込めるかが勝敗の鍵となる。

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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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