バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は、浜松市中央区の「浜松アリーナ」で、昨季王者の広島ドラゴンフライズと2~3日に対戦する。昨季のCS(チャンピンシップ)で敗れた因縁の相手。リベンジに注目が集まる。
三遠はここまで7勝2敗の中地区2位。4連勝中で好調を維持する。平均得点数は85・6点でリーグ3位、フィールドゴール成功率と3点シュート成功率はともに3位。
昨季の課題だった守備は、吉井裕鷹選手やデイビッド・ヌワバ選手、津屋一球選手らが加入し、大幅に強度が上がった。平均リバウンド数は3位、平均ブロック数は5位で攻守に抜け目のないチームとなりつつある。大野篤史ヘッドコーチ(HC)は10月27日の試合後に「ミスはあるが、自分たちのスタイルをコートで表現しようとしている姿が見えた」と手応えを口にする。
一方、今シーズンから朝山正悟HCが指揮を執る広島は、2勝7敗で西地区7位。開幕前には主力のドウェイン・エバンスと河田チリジの両選手が負傷離脱し、苦しい戦いが続いている。昨季は堅守で日本一まで上り詰めるも、今季はターンオーバーから失点を重ねる場面が目立つ。それでも、ケリー・ブラックシアー・ジュニア選手の得点力と、山崎稜選手やニック・メイヨ選手の3Pに注意が必要だ。堅守からハーフコートで得点を重ねる広島に対し、三遠が速い展開に持ち込めるかが勝敗の鍵となる。
購読残数: / 本
1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
週間ランキング
【豊橋】岩田運動公園で夜店開催へ 7月毎週土日曜にスポーツ協会が主催 【三遠ネオフェニックス】経済効果121億円超 調査サイトが発表 【高校野球愛知大会】退部から再起の豊橋商・濵﨑主将 必死のプレーで思い伝える 蒲郡形原中校長の還暦を祝うコンサート 【豊橋新アリーナ】賛成・反対の両派、住民投票控え説明会大詰め 【豊橋新アリーナ】住民投票前に市の説明会は「予定なし」 公平で公正な情報提供は難しいと長坂市長 ビッグデータで農作物生育管理 6年連続で豊橋公園「納涼まつり」(夜店)中止、代替場所の準備間に合わず 【豊橋新アリーナ】長坂市長が7月4日にオンライン説明会 「広報とよはし」の号外も発行 【高校野球愛知大会】東三河勢は豊橋東が勝利|豊橋商と時習館は初戦敗退日付で探す