文化交流や合気道の手合わせなどを目的に、フランスのサンタンディオールやサロン=ド=プロヴァンスから男女5人が豊橋市を訪れた。1日は市役所に浅井由崇市長を表敬訪問。2日は市武道館で合気道合同練習をした。
訪問は「養神館合気道豊橋支部」支部長で豊橋日仏サロン副代表の黒川忠満師範が両国の交流に力を入れていることなどから実現した。黒川師範は1940年生まれ。35歳から養神館合気道設立者の一人、寺田精之氏に師事した。仕事で渡仏し、現地でも指導にあたった。現在8段。
フランス勤務時代の秘書が南仏で旅行会社を経営していた縁で、昨年はサンタンディオールで演舞も披露。その際、現地のロベール市長に浅井市長からの親書を手渡し、ロベール市長からは継続的な交流の申し出も受けていた。
5人は、サンタンディオール合気道道場支部長のフィリップ・カフルネさん、サロン=ド=プロヴァンスの合気道道場支部長のジャン・ルック・アルメニックさんら。1日は浅井市長と歓談した。黒川師範や4段の大岩紀栄さんらは使節団として今年9~10月に渡仏しており、合気道をはじめとする現地での国際交流についても浅井市長に報告した。
2日は市武道館で約2時間、黒川さんの指導で合気道の稽古に励んだ一行。6日までの滞在中に計3回日本人と稽古するほか、日本文化に親しむ。「これを機にもっと交流が深まればうれしい」と黒川師範。稽古を終えたアルメニックさんは「日本は初めてでフランスとまったく違う。食べ物もおいしいし、稽古も素晴らしい。また日本に来たい」などと話していた。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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