世界の「新しい城」の意味を持つ名のある自治体が交流する「ニューキャッスル・アライアンス会議」がラトビアのヤンピルスで8月9~14日に開かれる。新城市からは公募で選ばれた7人が派遣される。29日夜に壮行会があった。
新城市が世界の「新しい城」という地名を持つ自治体に呼び掛け、1998年度から2年に一度、加盟都市で会合を続ける。新城市を含む15カ国17都市で構成する。英国ニューカッスル・アポン・タイン市に事務局がある。第12回は2023年10月にチェコの「ノべ・フラディ」で開かれた。
今回はバルト海沿岸ラトビアが初めて会場となった。高齢化、教育、文化遺産の保護、環境と自然の四つがテーマ。8月9日には開会式とフェスティバルがあり、各国の都市をPRするブースを設ける。
新城市からは高校生、大学生、教員の10代後半から20代の女性7人と安形博教育長らが参加する。壮行会でリーダーの大学1年瀬川結さんは「チーム新城として充実した10日間にしたい」と抱負を述べた。
市国際交流協会の田村太一会長は「新城をアピールするために準備していることも意義がある。現地で多文化共生を理解してほしい」と激励した。
購読残数: / 本
浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
週間ランキング
日付で探す