豊橋市花園町の学生服など販売「国盛商業」は、今年4月から市内4校で採用された自社開発の「豊橋型ブレザー」のPRチラシに、地元漫画家、佐野妙さんのイラストを採用した。
これまでは、学校関係者にブレザーの魅力を発信することが多かった。一方で、プロデューサーの冨田佳一郎さん(41)は「実際に着る生徒に写真やマネキンで説明しても、ピンと来ていなかった」と悩んでいた。そこで、分かりやすく魅力を伝えたいと考えたのがイラスト。作画を依頼したのは、漫画「だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!」でなじみの佐野さん。「制服を着た女子高校生の作画を見てこれだと思った」と語る。
イラストは、これから始まる学校生活へのワクワク感をブレザー姿で飛び跳ねている2人の生徒で表現した。リボンとネクタイは、各校の実際のデザインに合わせて描き分けた。冨田さんが中学校での説明会で原画を見せると「だも豊だ!」と目を輝かせ「伝わり方が全然違う」と驚いたという。今後は「豊橋式ブレザーの良さを感じてもらい、採用校を地道に増やしていきたい」と話した。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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