豊橋市の夏の一大風物詩「豊橋祇園祭」は19日に前夜祭にあたる花火大会が、20日に子どもたちが源頼朝公らにふんして吉田神社の近隣町内を練り歩く頼朝行列があった。3日間にわたる祭りが閉幕した。
花火大会は同市関屋町の吉田神社付近の豊川(とよがわ)河畔一帯で開かれた。約1万3000発が打ち上がり、夏の豊橋の夜を彩った。
同時発射で夜空を盛大に彩るワイドスターマインや、音楽と一緒に打ち上げるミュージックスターマイン、大輪を咲かせる3~8号玉などの打ち上げ花火が夜空を彩った。「第38回豊橋市長杯8号玉花火コンクール」(東愛知新聞社など後援)も披露された。
川手筒や、水面を走る金魚花火など、豊川に浮かべた台船から揚がる川舞台花火もあり、川面への美しい映り込みが桟敷席をはじめ観客を魅了した。
頼朝行列は、巫女(みこ)による「浦安の舞」の奉納などが吉田神社境内で執り行われた例祭の後にあった。
頼朝公が市内の普門寺に宿泊した際、家臣に吉田神社を参拝させたといういわれから、幼少の頼朝行列を再現している。神輿や悪霊を払うとされる「笹踊り」の踊り手の後ろに、源頼朝や武将にふんした児童が馬に乗って続く。
保護者らが見守る中、行列は「獅子飾鉾(ししさかほこ)」を先頭に神社を出発。神社の氏子8町を練り歩いた。一緒にまんじゅうを配った。
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1988年生まれ。三重県津市出身。
地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
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