豊橋の割烹一平で「第1回若武者達の演奏会」

2023/09/12 00:00(公開)
和室で開かれた音大生のミニコンサート=割烹一平で
 プロを目指す現役音大生4人による「第1回若武者達の演奏会」が、豊橋市松葉町2の「割烹一平」で開かれた。
 店でアルバイトをする豊橋技術科学大学2年の鈴村日奈子さんが企画した。新型コロナウイルス禍で演奏の場が少なくなった同級生に発表の機会を提供したいと、6月頃におかみの杉浦由美子さんに相談し実現した。
 出演したのは、東京芸術大学の青木由依さん(ソプラノ)と、愛知県立芸術大学の甲斐美乃さん(チェロ)、石川芽莉さん(ビオラ)、早川香音さん(バイオリン)。4人では初の演奏会。全員2年生で、鈴村さんと、甲斐さん以外の3人は名古屋市立菊里高校音楽科で同じクラスだった。 
 「弦楽三重奏曲第1番」(シューベルト)、「遠き山に日は落ちて」など、息の合った演奏と歌声を披露した。一曲ごとに大きな拍手に包まれた。
 青木さんは「音楽を通して、愛を共有できたらという思いで歌った」と話した。甲斐さんは「演奏の場を提供してくれた割烹一平の皆さんに感謝したい」と語った。石川さんは「ホールと違って、お客との距離感が近い。一人ひとりの気持ちに寄り添って演奏できた」と振り返った。早川さんは「和室での演奏は初めてで緊張したが、楽しくできた」と笑顔を見せた。
【北川壱暉】
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