東三河でも秋の全国交通安全運動出発式

2023/09/22 00:03(公開)
出発する青色防犯パトロールカーなどを見送る松井さん=田原市役所で
 秋の全国交通安全運動(21~30日)に合わせ、田原署と豊川署が出発式を開いた。

一日田原署長の松井玲奈さんも啓発

 田原署は、俳優の松井玲奈さんを一日警察署長に委嘱し、田原市役所前で出発式を開いた。
 式では第2交通機動隊と田原署の白バイ計6台と、パトカー2台、青パト2台が駐車場に並び、松井さんに申告した後に出発した。市の「道の駅田原めっくんはうす」まで交通安全パレードをした。
 松井さんを一目見ようと、多くの人が沿道でカメラを構えた。松井さんは「セーフティードライブで田原を楽しみましょう」と呼び掛けた。子どもや高齢者ら交通弱者の安全の確保や、運転中のスマートフォン利用の注意を求めた。
 田原めっくんはうすでは、市立神戸小学校の6年生と第2交通機動隊女性白バイ隊員が、自転車の乗り方など交通安全をテーマにトークショーを開いた。

豊川署出発式で竹本市長ら危機感

 豊川署は、豊川市役所で午前7時半から出発式。竹本幸夫市長は「豊川市内で今年は7人の尊い命が失われ、大変厳しい状況」とし「これ以上死亡事故が起きないよう、交通安全を呼び掛けていきたい」と語った。石川力署長は「歩行者の安全確保、夕方から夜間にかけての事故防止に努めていきたい」とあいさつした。
 その後、「東三河の交通安全を願って」の横断幕が掲げられ、パトカー3台、青パト2台が街頭に出た。

交通死亡者数が前年同期より増

 県内の交通死亡者数は20日現在102人で、前年同期比11人増。東三河では豊橋6人、豊川7人、田原2人、新城1人、設楽1人の計17人で、6署全体で前年同期比5人増となっている。
 秋は日没時間が早まり、夕方に事故が発生しやすい。また、行楽シーズンで外出や飲酒する機会が増え、飲酒運転なども懸念される。
【岸侑輝、北川壱暉】
出発するパトカー=豊川市役所で
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