山田編集長 豊橋西高で出前授業

2023/10/06 00:00(公開)
新聞の現状について説明する山田編集長=豊橋西高校で
 県立豊橋西高校1年生の「産業社会と人間」の授業で、外部講師を招いた「探究プログラム」が5日始まった。東愛知新聞社の山田一晶編集長が講師の一人として参加。生徒に「若者に新聞を読んでもらう方法」を考えるミッションを出した。生徒は11月までかけてリクエストに応える。
 「労働」「ジェンダー」「外国人・多様性」「働き方」「地域との関わり」という社会課題にどのように向き合うかを考える。東愛知新聞社のほかに「J&C」「ユタカコーポレーション」「リーフス」「豊橋鉄道」から担当者が講師として来た。藤城義光校長は「将来、地域で活躍する人材づくりに貢献できるような授業をお願いします」とあいさつした。
 この後、5教室に分かれて各社の担当者が会社の事業の説明と、抱えている課題について講義した。山田編集長は、新聞離れが進み、購読世帯は20年前の半分に減っていること、若い世代ほど顕著なことなどの現状を伝えた。
 その一方で、新聞には「一覧性」「網羅性」「客観性」「多様性」があり、さまざまな情報を比較することが民主主義社会には不可欠であると説明。新聞を読む文化を守るために「若者が読んでくれるニュースコンテンツ」「若者が新聞を読んでみたくなるサービス」を考えるよう依頼した。26日に中間発表、11月16日に最終発表がある。
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