ふるさと納税返礼品、豊橋市の新人職員考案

2023/10/19 00:00(公開)
返礼品として提案した牧原製菓のバウムクーヘン
21日から道の駅の「ぺいふる祭」でPR

 豊橋市が導入した現地決済型ふるさと納税システム「ぺいふる」を生かし、返礼品の地元食材などを市外の納税者にPRする「ぺいふる祭」が21~29日の週末4日間、東七根町の「道の駅とよはし」で開かれる。今年度の新入職員らが研修の一環で新たな返礼品の開発に取り組み、10のメニューを企画・立案した。
 ぺいふるでは簡単な申し込みとクレジット決済で寄付額に応じ、道の駅とよはしで買い物できる商品券がもらえる。地場産品の地元消費にもつながる。
 今回は新人研修中の若手職員71人が、企画・立案能力やチームワークの向上をねらいに参加。10組が返礼品メニューを考案し、21日からのイベントでPRする。
 ご当地スイーツを企画したグループは「バウムクーヘン博覧会」で人気投票2位にもなった牧原製菓(柱五番町)のブランド「b’lab」からハードとソフトの両タイプの食感の「TABOO」「smooth」(各1ホール)と小品12個セットの3種類を発案した。いずれも1500円(寄付額5000円)で購入できる。
 契約検査課の白石一天さんは「知らない地元のよさが分かった。製菓会社も独自の販促に関心を持ってくれた」と手応えを示した。障害福祉課の大久保沙紀さんは「イベントを機に市外の人に豊橋のよさを知ってほしい」と意気込んだ。
 市ではイベントで好評だった返礼品の定番化も検討するという。
 ぺいふる祭は21~22日と28~29日の午前9時から。【加藤広宣】
21日から始まる「ぺいふる祭」をPRする職員(いずれも提供
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