蒲郡を練習拠点にする豊田自動織機の選手がセーリングでパリ五輪代表に

2024/06/04 00:00(公開)
鈴木市長に大会の意気込みを語る田中さんと永松さん㊨=蒲郡市役所で
 蒲郡市海陽町の「豊田自動織機海陽ヨットハーバー」を練習拠点にする豊田自動織機ヨット部所属の田中美紗樹さん(26)と永松瀬羅さん(30)は、7月26日にフランスで開かれる「パリ五輪」にセーリング代表として出場する。3日、市役所で鈴木寿明市長に報告した。
 田中さんは大阪府出身。永松さんは大分県出身。2人は小学校2年生の時にセーリングを始める。2021年にチームを結成し、海陽ヨットハーバーや海外で練習に励んでいる。23年8月から選考会となる大会に出場し、今年4月に仏で開かれた最終予選で出場権を獲得した。
 競技は仏南部の港湾都市「マルセイユ」が会場。種目は女子2人乗りの小型ボート「スキフ」という艇種を使い「49erFX級」に出場する。7月28日~8月1日の日程で20カ国の選手と競う。
 この日、2人は鈴木市長にこれまでの活動内容などを話した。海陽ヨットハーバーでの練習について「蒲郡の海は風もなく基礎的な知識や舟艇のバランスの取り方、技術を学ぶことができて良かった」と振り返った。パリ五輪は「チーム結成以来の目標である入賞を達成するために頑張りたい。緊張する中でも普段味わえない大会の雰囲気を楽しみたい」と話した。
【林大二朗】
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