新城と宮崎・川南町の特産をリモートで販売

2024/06/24 00:00(公開)
モニター越しに会話する新城軽トラ市の森一洋さん㊨。手前は宮崎の特産品=新城市の中央通りで
700㌔隔てた軽トラ市会場をつなぐ

 新城市と宮崎県川南町で23日、軽トラ市が開かれた。約700㌔離れた両会場をリモート中継し双方の特産品を販売するイベントがあった。
 日本自動車工業会(自工会)が企画。軽乗用車の普及につなげようと「軽自動車委員会」内に専門チームを設け、軽トラ市を支援している。ホームページで各地のイベント紹介したり、人を派遣したりしている。新城市、川南町、岩手県雫石町は「日本三大軽トラ市」と呼ばれている。開催日が毎月第4日曜の新城市と川南町で試験的にリモート中継した。
 販売したのは、新城市では宮崎県の「肉みそ」「鶏の炭火焼」「かりんとう」など5種類。川南町では新城市の「五平餅」「茶葉」、米の「ミネアサヒ」など。輸送費は自工会が負担した。
 リモート中継で、新城軽トラ市会場からは豊田茶園の豊田吉則さんが「無農薬で栽培した和紅茶です」と紹介した。川南町商工会の宮崎吉敏会長は「かりんとうは児湯郡のサツマイモを使った絶品です」とPRした。
 自工会副会長でスズキの鈴木俊宏社長と、理事でダイハツ工業の井上雅宏社長が新城会場を視察。リモート中継にも出演した。
 自工会によると、軽トラ市は国内100カ所で開かれている。中部地方で定期開催しているのは新城市のほかに静岡県磐田市と掛川市、長野市篠ノ井。今後、連携したイベントを検討するという。
【安藤聡】
出品した茶葉を持ってPRする豊田さん
リモート中継に出演した鈴木社長㊨と井上社長
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