【インタビュー】新城出身の漫画家・巻々廻さん、中学1年から誌面飾る

2024/06/25 00:00(公開)
代表作の「よんこま すたーふぁいと」ⒸProject Revue Starlight

 新城市出身で漫画家の巻々廻さんは、KADOKAWAの少年向け月刊誌「月刊ブシロード」(休刊中)で4コマ漫画「よんこま すたぁらいと」を連載、注目を集めている。漫画家を目指そうと思ったきっかけ、作品に対する思い、新城での活動などを聞いた。

 ―幼少期はどんな子でしたか。
 ◆絵を描くのが好きで、「ポケモン」や「クレヨンしんちゃん」など、キャラクターをよくまねして描いていました。近所の男の子と一緒に、山を自転車で走り回る活発なところもありました。


 ―漫画を読むのも好きだったのですか。
 ◆初めは少女漫画志向でしたが、小学校高学年になると「金色のガッシュ!!」の影響を受けました。魔物の子ども「ガッシュ」が魔界の王を目指し、100人の魔物と戦う物語にはまりました。ほかにも「神風怪盗ジャンヌ」を読んでいました。


 ―漫画を描き始めたのはいつですか。
 ◆中学1年で美術部に入りました。部の先輩に「『クチコミ&投稿マガジン』に投稿したら載るかもよ」と誘われ、試しに4コマ漫画を4本送ってみました。すると、いきなり紙面に載って、先輩も「見たよ」と言って喜んでくれました。それから毎回応募して、一度に40本ネタを送ることもありました。書店に行くまで自分が載ったか分からないので、発売日には学校終わりに走って書店に向かったのを鮮明に覚えています。緊張しながら本を開いて、載ったのを見たときは何物にも代えがたい喜びがありました。


 ―高校時代は。
 ◆高校1年のときに、「クチコミ&投稿マガジン」の編集部から「イラストレーターをやりませんか」と誘いのメールが届きました。夢に近づくチャンスだと思い、引き受けました。最初は、投稿主に4コマ漫画の描き方を教えるコーナーを任されました。趣味で描くのとは違い原稿料が発生する仕事だったので、緊張したのを覚えています。


 ―「月刊ブシロード」との出合いは。
 ◆専門学校時代に知り合った方に…
(続きは本紙でお楽しみください)

「クチコミ&投稿マガジン」(提供)
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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