豊川市小坂井町の菟足神社で、市無形民俗文化財の「風まつり」が12~13日に開かれる。参加各町が準備を進めており、平井町では小坂井中学3年の3人が、笹踊りの練習に励む。
豊作や家内安全を願う。平井、小坂井、宿の3町が参加し、手筒花火、仕掛け花火、山車の引き出しなどをする。笹踊りは平井町が受け持ち、13日に地元の八幡社から菟足神社までの約1・5㌔を1時間かけ、踊りながら練り進む。昨年は5年ぶりに復活し、今年も継続できた。
笹踊りに参加するのは、坂部青空さん、佐藤拓実さん、平松孝紀さん。3月中旬から地元の平井集会所で練習に励み、太鼓のたたき方をはじめ、しゃがみ方など細部の動きまで何度も繰り返す。
坂部さんは「いいとこを見せたい」と張り切る。佐藤さんは「良い経験になると参加することを決めました」と話す。平松さんは「皆さんに見ていただけるよう、しっかりと踊りたい」と意気込む。
平井区長の神谷文典さんは「子どもの人数が少なくなり厳しい状況ですが、昨年に続いて笹踊りができることになり良かった。これまでは男の子だけですが、将来は女の子がやってもいいと思っています」と話す。
購読残数: / 本
1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
週間ランキング
夜の「豊橋歩行者天国」初開催 市が6月21日に開催 新アリーナ・豊橋公園整備を応援する会設立 事業費を募るクラファンも 6年連続で豊橋公園「納涼まつり」(夜店)中止、代替場所の準備間に合わず 【寄稿】豊橋の住民投票 議論の輪を広げよう(エフアールカンパニー・髙津由久) 新城市民らが東京の猫を保護、市長宛に礼状が届く 新城市と東栄町で かき氷巡りはいかが フェニックス岡村社長「メッセージ出す時」 豊橋公園再整備と住民投票について発言 まちの未来を占う重要な選択 豊川高出身の西川我咲選手、難波暉選手らが世界大会出場、母校で壮行会 7月5日に蒲郡市でコスプレイベント「蒲コス」初開催|竹島水族館や作業船内などが会場 【三遠ネオフェニックス】豊橋でサンクスパーティー 来季こそBリーグ制覇日付で探す